ハカセのあやしい研究ノート

いつかはかせになるひとへ

英語論文が出せなくてすべてが終わる前に

「英語で論文を出す」 それができないと研究がなかったことになる。 そうやって消えた研究って実は山ほどあって、もしそれが残ってたら科学は今よりもっと進んでたりするんだろうか。 英語で論文が出せさえすれば、自分の研究もいつか誰かの役に立つかもしれ…

卒業研究発表のスライドに悩んでる時間は僕たちにはない

今年もまたこの季節がきた。 大学では、学生が毎日どこかで研究発表をしている。 卒業研究発表会や、修士論文・博士論文審査会とか、その練習で。 いつもはジャージでふらふら廊下を歩いている大学院生が、スーツを着てトイレでネクタイを直していたりする。…

研究室をえらぶ理由をもし一つだけあげるなら

(指導教員への圧倒的感謝をこめて) 「そうですか、お名前は?」 「森野といいます!」 そのときぼくは、居酒屋の個室の前で、ひっしに自己紹介をしていた。 部屋の中には先生たちがたくさんいて、一番奥の先生は学会の会長をしているそうだ。 ぼくのとなり…

「研究が楽しいから」と言うたびに僕が思うこと

「何で大学院に行ってるんですか?」 はじめて行った街コンで、出会った彼女はそう言った。 「何でって…研究が楽しいから」 ぼくはそう答えた。 「ふぅん。どんな研究してるの?」 「薬を作る研究。抗がん剤とか」 ほんとはぼくの研究はもっと基礎的なもので…

はじめに、はかせになりたいと思ったとき

(このブログの紹介記事です) はじめまして、森野キートスです。 ぼくがはじめて研究者になりたいと思ったのは、大学3年生のある日のことでした。 その日はあたたかく晴れていて、大学の食堂で昼ごはんを食べたあと、先生の部屋に向かいました。 ぼくの学…

どうして修士卒で就職せずに博士課程に進むのか

世界の主要国で博士号取得者の数が増え続けている。 そんな中、「優秀な学生がどうしてお金を借りてまで博士課程にいき、博士号を取ろうとするのかわからない」という海外の記事を見かけた。 企業に就職すれば、研究をしながら高い給料がもらえるのに、とい…

研究発表の準備をしようと思っていた大学院生の9時間15分の恋

(研究と恋愛、どっちもはできないなんてほんとはわかってるんだ) 地上一万メートルの上空で、そのときぼくは恋をしていた サンフランシスコ行きの飛行機の中で、ぼくは隣に座っている女の子と今観たばかりの映画について話をしていた。 こんなことを書くと…

他の研究者とつながるにはどうしたらいいか少しわかった気がした初めての海外発表

研究者になりたければ業績が必要だ。 業績とは何かっていうと、社会つまりは人への貢献度。 だから人とのつながりは自分の業績に直結する。 研究を続けたいなら、他の研究者とのつながりは必須だ。 今回は、ぼくが初めて海外の学会に参加したときのことを例…