発表

いつかポスター発表をする人に伝えたいこと

初めてポスター発表をする。 そんな日が来る。 研究室に入りしばらくして、研究成果がまとまってきた頃。 研究の楽しさが少しわかってきた、そんな時期。 「学会」、あるいは「研究会」に参加することになる。 初めて参加する人間にとって、それらは憧れとあ…

議論がつらい時は相手をネコだと思おう

正直この秘技を皆さんに明かすべきかどうか、3日3晩悩みました。 もしこの技を全ての学生が使えるようになってしまったら、研究室における勢力図は一気に書き換わってしまうだろうからです。 これまで大学の教員たちは、権力や研究費、単位や怖そうな見た…

卒業研究発表のスライドに悩んでる時間は僕たちにはない

今年もまたこの季節がきた。 大学では、学生が毎日どこかで研究発表をしている。 卒業研究発表会や、修士論文・博士論文審査会とか、その練習で。 いつもはジャージでふらふら廊下を歩いている大学院生が、スーツを着てトイレでネクタイを直していたりする。…

研究発表の準備をしようと思っていた大学院生の9時間15分の恋

地上一万メートルの上空で、そのときぼくは恋をしていた サンフランシスコ行きの飛行機の中で、ぼくは隣に座っている女の子と今観たばかりの映画について話をしていた。 こんなことを書くと、日頃モテなさすぎてついに妄想の世界の住人になったかと思われそ…

他の研究者とつながるにはどうしたらいいか少しわかった気がした初めての海外発表

研究者になりたければ業績が必要だ。 業績とは何かっていうと、社会つまりは人への貢献度。 だから人とのつながりは自分の業績に直結する。 研究を続けたいなら、他の研究者とのつながりは必須だ。 今回は、ぼくが初めて海外の学会に参加したときのことを例…

英語での研究発表が不安だから英会話教室に通う大学院生に伝えたいこと

英語で研究成果を報告することは、研究者にほぼ間違いなく要求されることだとおもう。 ではこの国の研究者は研究時間を削って英語のトレーニングをするべきなのだろうか? 「英文校正費がないと論文がリジェクトされる」とツイッターでつぶやいたところ、英…

研究の面接だって練習すればきっとうまくいくと思ってた時期が僕にもありました

こんにちは、森野キートスです。 そろそろこたつがみなさまのご家庭に召喚されていそうな今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。 僕はなんだか最近、パワーポイント芸人になりつつあります。 みんなデータそろってから論文書こうとするけど、とりあえずま…

キャンパスを駆け抜けた夕暮れと研究発表の極意

こんばんは、森野キートスです。 台風の季節、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 僕は最近画期的なチャーハンの研究を発表しました。 パラパラのチャーハンを作るにはご飯の温度が命である。しかしご飯を炊いてから冷蔵庫で冷ご飯にする時間は近年しばしば…

大学院入試と学歴ロンダリングといつかの秋の始まり

(前の記事のつづき) 4. 一次試験の合格発表 一次の筆記試験の日から二週間たち、結果がwebで公開される日。 その日は朝から気になって、なんかふわふわしてました。 午後3時くらいに東大のHPにアクセスして、「一次審査の結果はこちら」のリンクをクリッ…